ウィッシュの事務補助、兼、リクリエピアサポーターの飯田です。
PC訓練の一環でExcelを教えたりもします。
Excelの練習は、「スキルを身に付ける」ことももちろんですが、「聞いた指示を正しく理解して、具体的な作業内容に起こす」練習にもなります。
そうした一連の工程を通じて、どこが苦手で、どこに配慮があれば能力が活かせるかを探ったりもします。
ある方は入所当時、「仕事で数字をフォーマットに入力していたが、フォーマットをつくるとか、関数を組むなどは未経験でよくわからない」と話されていました。
本人も勉強したいとのご希望でしたので、Excelの練習をすることに決まりました。
練習では最初、Excelの教科書をこなしていくのですが、この間、PCサポーターはすることがほとんどありません。
教科書が説明から練習問題まで自己完結的で、皆さん黙々とこなされるからです。
その利用者さんは自分が理解できて、反復しても成功するまでじっくりと丁寧に練習されています。
巻末の練習問題では、前のページにさかのぼって説明を見直して、自分が読み落とした点をチェックするように進めておられました。
一日一日着実に、自分のスキルを身に付けていく様子は僕も見習わないといけないな、と思いました。なかなか出来ることではありませんから。
とはいえ質問をするのもスキルのうちなので、そろそろ別のテキストで質問をしながら進めるような練習を、とは思っていますが、どうするかはまた担当職員の方と相談して決定していくと思います。
横から見ていると既にExcelの性質を十分理解されていて、あとはさらに機能を覚えながら自分で作る作業に慣れれば大丈夫かなと思っています。
本人の希望にはまだないかもしれませんが、このままいけばMOSも取れそうです!!